お茶をつむ【文:川人千慧】


25 Apr
25Apr

緊急事態宣言よりも前の3月中頃、脚本会議のため徳島県に帰省した川人。

このご時世ですので、そのまま東京に帰らず、帰省を延長しています。しかも、このご時世ですので、近ごろはすっかりおうちか野外にしか出現しません。運動不足とか、日光不足が怖いので、行ける時は近所の山に出没しています。


そこに自生?しております、お茶の木。


川人(母)「なーこれ!お茶作れるんちゃん?」

川人(娘)「いや、素人には無理なん・・・」


言うよりも早く、どんどんお茶をつみ始める川人(母)。


川人(母)「新芽1人ノルマ30個!」


そういうとこよ。そういうとこが習い事の教室で「早苗のモデルって川人(母)さん?」と噂される原因よ。


でも、ネットで調べてみたら、緑茶だったら家庭での工程でも作れる、と。

せっかくつんできましたので、やってみましょう。


念のため。こちら、一連の活動は地主の了承を得ています。


こちらがつんだお茶の葉。本来は洗わないそうです(近くにイノシシやサルがよく出るので、洗いました)。


レンジで蒸す、揉む、レンジで乾かす、揉む、レンジで・・・の繰り返し。


あっという間に。


あ、お茶じゃんこれ!!

さて、お湯を沸かして、飲んでみましょう。


川人(娘)「えーと・・・お茶だね・・・」

川人(母)「もっとあるだろ、香りとか味とか」

川人(娘)「いいお茶なんか飲みつけてないもん。良し悪しがわかるわけないよ」

川人(母)「新茶は色が薄くて甘みがあるんよ」

川人(娘)「なんで飲む前に一通りうんちく言うのよ。早よ飲みよ」

川人(母)「はいはい・・・これは!・・・お茶だね」

川人(娘)「・・・だね」


この後、祖母に飲んでもらい、「新茶の甘みがある」というお墨付き(?)をいただき、川人家のお茶つみ騒動は解決したのでした。


否、解決していない。


どうせ明日から、休みの日ごとにお茶つみに駆り出され、新芽1人ノルマ100個とか言い出すんです。目に見えてます。それでもって、この緊急事態が終息して、打ち合わせや読み合わせ、撮影が再開したあかつきには、監督やカメラマン、俳優さん女優さん、スタッフさんに、川人じるしのお茶をふるまおうと、虎視眈々と狙っているに違いないのです。


関係者各位、ご覚悟なさいますように。


シリーズプロデューサー・作曲 川人千慧

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