短編を見た皆様【文:犬飼佑子】


03 Mar
03Mar

『ぞめきのくに』パイロット版をご覧になった皆様、どんな感想をお持ちになりましたか?


人によって感情移入する人物は違うと思うのだけど、私が「近い」と思ったのは隼人でした。


ええ、あの葉月ひとみさん演じる未紗の阿呆連の先輩のちょっときついこと言うあいつです。


ちなみに理由は「なんか昔の自分を見ているようで痛々しいから」です。


頑張ってるかどうかなんてこと、本当はわからないのに自分の見えている範囲のことで決めつけてしまってるところとか。


その頑張りが自分と同じくらいで、結果も同じくらいなら、1番いい。いいというか、安心して付き合える。


自分より正統派で頑張ってて、かつきっちり結果を出している人がいたら、自分ができない理由を探しはじめる。私は部活もしてるから、私は仕事もしてるから、私は子育てもしてるから…。


頑張ってないように見えるのにみんなにフォローしてもらってたり優しくしてもらったりしてたらイラッとしてしまう。


未紗ずるい!!


おじいちゃんが有名だからって!!


たまたま和葉ちゃんと知り合いなだけでやる気ないくせに!!


本当に本気なら足もげるくらいやれよ!!


おまえの母ちゃんでーべーそー!!


…やなやつ〜!!


※これは隼人のセリフから蘇ってきた少し昔の私の思考回路なので、実際の隼人(?)とは、あんまり関係ありません。


頑張るって、本気って、人にアピールするためのものじゃないし、ましてや他人を満足させるためでもないのにね。


「嫌われる勇気」読んではっとして、これ私だって思ってやめようとしてるんだけど、道半ばです。


今回のパイロット版では隼人について何の伏線も張られてなくて、なんでそういうことになったのかわからないんだけれどもね。だから早く観たいわ、ロングバージョン。がんばってね、隼人。


そうそう、撮影の時に隼人役の幸地さんとお話をしました。彼自身は大好きだったサッカーを諦めないといけなくなってしまって、だけど今は役者として頑張っているという前向きな子でした。すごいや。私は3年かかったよ。応援してるよ。


あなたは誰の成長物語だと思って観ていましたか?


制作(現地ボランティアスタッフ)

犬飼佑子

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